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平和の発見 ―巣鴨の生と死の記録―

私は、真の「世界平和」と、「平和日本」をこの地上に実現するためにこそ、これらの人々の『記録』が読まれるべきであると考え、そしてあえて、もっている材料を公けにすることを決心したのであった。
例外はあるが、巣鴨の『記録』は、「平和」への願いの記録であり、「生命」の発展への悦びの記録であるということがいえる。(中略)
そして、これらの『記録』は、私が書かねば、この国では、誰も書く者はないわけである。私は、国民と、歴史に対して、この仕事を果たす大きな義務があることを感じて、とりあえずこの仕事にとりかかった。
【本書 はしがきより】

花山信勝
明治31年12月3日、宗林寺住職花山時勝師の長男として生まれる。11歳のとき父親に死別したため金沢市松ヶ枝町尋常小学校卒業と同時に、大谷光瑞師が直営をはじめた兵庫県武庫郡の武庫中学に選抜されて入学、大正4年四高にはいり、東大哲学科に在学中21歳で宗林寺住職になった。
大正13年東大大学院修了後、2年間英、独、仏に留学、印度仏蹟を踏査して帰る。日大、洋大、國學院大、東京文理大、九州大、東大各講師及び教授を歴任して昭和14年東大助教授、昭和21年同教授となり、34年定年で退官。この間36歳で帝国学士院恩賜賞を受け、43歳で文学博士、日本印度学仏教学会理事、日本仏教学会理事等を兼ね、終戦後の昭和21年2月から巣鴨拘置所の戦犯教戒師を委嘱され、処刑されたA、B、C級の多くの人たちをただ一人で教戒に当たった。東条英機元大将らA級7人の戦争責任者の処刑に立ち会ったたった1人の日本人でもある。
東大教授退官後、浄土真宗本願寺派門主から北米開教総長に任命され約10年間滞在、この間米国の永住権を得た。著書は、聖徳太子の研究を中心に日本仏教など多数にのぼる。
平成7年3月没。享年96歳。

平和の発見 ―巣鴨の生と死の記録―

巣鴨の『記録』は、「平和」への願いの記録であり、「生命」の発展への悦びの記録である。

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書籍
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894800557
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ISBN978-4-89480-055-7 C1011 \3000E
体裁/四六版上製 ページ数:362頁
著者:花山 信勝