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東アジア思想における死生観と超越

近年注目の学問領域である死生観・死生学の最新研究

東アジア思想―大乗仏典思想(華厳経・浄土三部経)、中国思想(儒教・道教)、浄土教思想、そして妙好人の思想―これらの思想における「死生観と超越」を研究した仏教と諸科学の学際的最新論考18編。

死生観・死生学(thanatology)とは、“死”が根本にあって“生”を考えると規定され、近年注目されている学問領域である。“死”を覚悟して“生きる”。いかに“生きる”かを“死”のところまで窮めて考える学問である。

<掲載論文>
大田利生/浄土三部経における死生観
藤丸 要/華厳における死生観―華厳諸師の往生を通して―
小南一郎/漢代の祖先祭祀
都築晶子/道教の死生観―仏教との関わりから―
リチャード・K・ペイン/佛道の位置を定めること―親鸞の信心・菩提心・金剛心の一体的理解について
福原隆善/法然上人の死生観と超越
林 智康/親鸞聖人における死生観と超越
高田文英/真宗先哲の地獄論―近世・近代を中心に―
Richard K.Payne/Locating the path:shinran’s Identification of Shinjin,
Bodaishin and Kongoshin
井上善幸/親鸞における還相の思想―死者との共生という視点から―
神 英雄/石見の妙好人
菊藤明道/妙好人の死生観と願い―その言行から苦悩を超える道を学ぶ―
龍口明生/妙好人と聖教
万波寿子/『妙好人伝』『続妙好人伝』の出版と流通
佐々木惠精/世界に広がる妙好人―ヨーロッパの念仏者たち―
菊藤明道/世界に広がる妙好人―妙好人の信心と言行に学ぶ―
川添泰信/浄土仏教における出離生死の問題
北岑大至/讃岐の妙好人庄松の言行にみる死生観と超越―“いのち”の地平の物語―

東アジア思想における死生観と超越

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