1. 仏教法宝物
  2. 善導大師御影

善導大師御影

この像は金色に彩られた勾欄の設けられた敷瓦の露台に、法衣袈裟をまとい、両足を少し開いて立つ善導大師がやや右半側面に描かれる。合唱する双手に数珠をかけ、心もち顔を仰向け斜め上方を見つめる顔はまことに端麗で、一見幼い童子の相とも尼僧とも見てとれるほどである。
張りのある切れ長の目に瞳が大きく鮮やかに点じられる。優雅な曲線を描く眉は薄墨で精緻に描かれ、かすかに開かれた口唇は女性的で薄く、美しく朱色にかがやいている。特徴的な広い額と豊満な丸みをもつ顔の輪郭など、全てが限りない自愛をたたえた善導大師の姿をあますことなく表現している。
わずかに開かれた口の辺りから一条の光明が発せられ、二三の阿弥陀如来の化仏が虚空に舞い上がる。しかし現在光明はほとんど剥落し、かすかに金色の化物が認められるのみである。これは宋の戒珠が撰述した「浄土往生伝」の善導の条の
導野野自念二阿弥陀仏一 如レ是衣一声則有二一道光明 従二 其口一出

善導大師御影

法衣袈裟をまとい、両足を少し開いて立つ善導大師がやや右半側面に描かれる。

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仏教法宝物
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H16
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重要文化財 知恩院蔵
軸寸法:二一六.〇糎×六六.五糎
本誌寸法:一三九.〇糎×五四.三糎
印刷:グラビア多色刷
紙質:特漉き鳥の子紙
箱:漆・桐二重箱入
付属:塚本善隆・金沢弘解説書付