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- 當麻曼陀羅絵解 ―観無量寿経の浄土世界を絵解きする―
當麻曼陀羅絵解 ―観無量寿経の浄土世界を絵解きする―
よみがえる中将姫の願い
當麻寺の本尊『當麻曼陀羅』は天平宝字7(763)年に藤原豊成公の娘、中将姫によって「綴織」の手法で織り上げられたと伝えられている。
この曼陀羅は密教のものと異なり、それ自体が経典の解説となっており、分りやすく人々を教化している事から、浄土信仰の深まりとともに人々のより処となり、「絵解き説法会」が行われるなど、広く親しまれるようになった。『當麻曼陀羅』は大きく五つに分かれ、これらは『浄土三部経』の「観無量寿経」の世界を構成している。
絵解きはまず左端の阿闍世王の物語から始まり、右端の観想によって極楽浄土を観る方法、さらに阿弥陀如来の慈悲が衆生に受けとられる有様を説き、誰も分らない死後の世界を示しながら、阿弥陀様に帰依することを教えている。
『當麻曼陀羅絵解』はまさしく中将姫の願った「多くの人々に仏の救いを」する為のアプローチなのである。
當麻寺の本尊『當麻曼陀羅』は天平宝字7(763)年に藤原豊成公の娘、中将姫によって「綴織」の手法で織り上げられたと伝えられている。
この曼陀羅は密教のものと異なり、それ自体が経典の解説となっており、分りやすく人々を教化している事から、浄土信仰の深まりとともに人々のより処となり、「絵解き説法会」が行われるなど、広く親しまれるようになった。『當麻曼陀羅』は大きく五つに分かれ、これらは『浄土三部経』の「観無量寿経」の世界を構成している。
絵解きはまず左端の阿闍世王の物語から始まり、右端の観想によって極楽浄土を観る方法、さらに阿弥陀如来の慈悲が衆生に受けとられる有様を説き、誰も分らない死後の世界を示しながら、阿弥陀様に帰依することを教えている。
『當麻曼陀羅絵解』はまさしく中将姫の願った「多くの人々に仏の救いを」する為のアプローチなのである。