遺稿となった『宿業と本願』を遺弟の人たちが草稿を読み合わせ、発行する。
売価 | 1,100円 |
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在庫数 | 在庫あり |
カテゴリ | 書籍 |
商品コード | 892311062 |
平成24年4月8日早朝、釈尊ご降誕の日に小林光麿法友が往生の素懐を遂げられた。著書『歎異抄の真実-曽我量深に聴く親鸞の教え-』(法蔵館)を発行し、永年蓄積してきた思索をまとめて次々と著作活動をしようと意欲に燃え、その念願の一つとしてこの『宿業と本願』をまとめていたのであるが、それを果たし得ずして逝去された。さぞ残念であったであろう。遺稿となった『宿業と本願』を遺弟の人たちが草稿を読み合わせ、発行する運びになったのである。 【あとがきより抜粋】 =目次= 【はじめに】 ■参考資料1 笠原初二氏の問題提起 ■参考資料2 『教行信証』の業と『歎異抄』の業 一、二種深信 二、宿業と本願 三、随順と超越 四、宿業の自覚を深信す 五、宿業は本能なり 六、宿業の世界観 七、運命と宿業 八、善悪はみな宿業 九、共業と不共業 【あとがき】那須信孝 小林 光麿(こばやし・みつまろ) 1943(昭和18)年、滋賀県近江八幡市に生まれる。1967年大谷大学大学院修士課程(社会学専攻)修了。その後、近江八幡市・真宗大谷派眞念寺住職。2012年4月8日没。 |